きみの想像を超えていく。

日々の記録やら、思いつきやら。

【コラム】27歳になって初めて気づいた大切なことの話

 

8月も中旬に差し掛かり、もうすぐお盆ですね。

正直なところ、お盆って自分自身には直接あんまり関係ないという感覚で、

重視せずに、これまで人生を過ごしてきました。

 

それが、ここ最近になって大きく変わりました。

27歳になって、はじめて実感したことです。

 

大変遅ればせながらで恥ずかしいのですが、

仏壇に向かって手を合わせることの本当の大切さとか、

お盆の重要性を、これまでよくわかっていませんでした。

 

祖父母の家に、私が生まれる何年も前から仏壇があり、

私の曽祖父母より前のご先祖様の写真が飾ってありました。

 

小さい頃、祖父母の家に行く度に、

「仏様にご挨拶してきなさい」と言われました。

「あなたのご先祖様、おじいちゃん、おばあちゃんなのよ」

と言われてきましたが、いまいち実感が湧かず、

祖父母の家に行っても手を合わせることが最優先ではなかったし、

手を合わせるのを忘れることもよくありました。

 

私はとても恵まれていて、近親者のお葬式に参列したことがなかったので、

あんまり実感が湧いていなかったんです。

 

ところが、昨年末に母方の祖父、今年7月に父方の祖父を

相次いで亡くしました。

小さい頃から身近にいた存在なので、

いなくなってしまったことが、まだあんまり信じられず、

お骨や位牌、遺影を目の前にすると、生前の祖父たちの様子が浮かんできます。

 

お仏壇は、

実際に近くにいた人たちと一緒にいるための場所なんだな

と知った時、その大切さを本当の意味で理解した気がします。

 

お盆も大切にしたいと思えるようになりました。

 

罰当たりかもしれませんが、

死後の世界のことは、生きている人間にはわからないことだし、

本当のところはわからない と思っているのですが、

もしも、本当に祖父たちが帰ってくるなら、きちんと楽しく迎えてあげたいな。

ということで、お盆は大事にしたいです。

 

それにしても、仏教って、

宗派によってやることも大きく違って奥が深い。

お焼香の回数, お数珠の輪の数, お参りの形式... 細かく全然違う!

 

おうちに合わせて、仏事の時にはきちんと対応できるように、

学ぶことも大事なことだなと思います。

 

なお私が死んだら、死後の名前(戒名)には、

名前の一字から「絢」の漢字が入るらしい。笑

好きな漢字なので、嬉しいな。◎笑

 

以上、お盆にちなんで、27歳になって初めて気づいた大切なことの話でした。◎

亡くなった方々を思い出せる機会があることって、大事だよね。

 

>追記

仏教じゃないけど、

亡くなった方を思い出す大切さを教えてくれる、個人的に大好きな映画があります。

あったかい作品なのでおすすめ。感想書いてます。

【映画:感想】リメンバー・ミー(2018) - きみの想像を超えていく。