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【映画:感想】ビューティー・インサイド(2016)

 

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作品名:ビューティーインサイド

評価:★★★★★

鑑賞日:2019年7月4日

種類:NETFLIX

上映時間:127分

監督:パク・ジョンヨル

 

***

 

韓国映画。めちゃくちゃロマンチック。

毎日、姿形が変わってしまう主人公と、
その男性を愛した女性の物語。

ハン・ヒョジュが、イス役にぴったり。
姿形が変わっても、「その人」を愛することができる、
心がきれいな女性を演じている。

映画の中で、ウジンを演じるのは何人?
オーディションにのぞんだ人を入れると、
123人にものぼるそう。
映画自体にも数えきれないほど、
俳優・女優が出てきて次々に同じ人物を演じる。
数秒の人もいれば、重要なシーンを演じる人も。

日本からは、上野樹里が出演していて、そのシーンは日本語。
韓国映画で、ナチュラルな日本語は、ちょっと新鮮。
そして、結構、大事なシーン。

パク・ソジュン、かっこいい...顔小さい...。
ハン・ヒョジュと並ぶと、ほんと綺麗。

ト・ジハンやパク・シネがみられたのも嬉しかったし、
他の作品で見覚えのある韓国のそうそうたる
俳優さんがたくさんみられて面白かった...
でもちゃんと、同じ人物に見えるから、俳優ってすごい。

姿形が変わるのって、毎日違ったことが楽しめそうで、

めっちゃ楽しそう!(イケメンや美女、子供になってみたい!)って
思ったけど、それだけじゃなくて、

実際にはなかなかない設定だけど、
しっかり苦悩の部分も描かれているのがよかった。

人は中身が大事やって言う人もいるし、そう信じたいけど、
実際には、外見も大部分で重視されてしまう世の中で、
外見に関係なく「その人」を愛せるかどうか、を
考えさせられるこの作品の意義は、大きいと思う。
イスのような人でありたい。

オーダーメイドの木の婚約指輪、可愛い。
私ももらうなら、こんなんがいい。

雪のシーンと最後5分、しとしと泣けた。